これからのソーシャルスクール
設立1年を迎えて
NPO法人日本ソーシャルスクール協会は10月2日をもちまして1年が経ちました。
この一年の間、法人の基本方針や事業企画に時間をかけましたが、ようやく一本の線が見えてきました。
2年目はいよいよ活動の年にしたいと思います。
ソーシャルスクールは子どもには挑戦を、若者には選択を、大人は応援を、企業には変革を(Challenge,Choice,Cheer,Change)の四つのCでChanceの場作りを行っていきます。
キッズクリエイティブチャレンジ
子どもの教室キッズクリエイティブチャレンジでは、創造性を育むITを中心としたプログラムを展開していきます。
小型のPCラズベリーパイを使いPCの扱い方やIoTの基礎について学習します。
そしてプログラミング教育を通じて問題解決力や考える力を養う授業を行います。
ITは今後も進化を続け、ますます社会に欠かせないものになっていきます。
未来の社会においてITの技術を習得することはもはや必須になりつつありますが、技術的に”できる”だけではなくその技術で社会をよくする何かを考えられる創造性を育みます。
みらいの授業
若者には自由に未来を選択できる力を身につけるための授業を行います。
過去からの積み上げで将来を決めるのではなく、未来からの視点で自分の進む道を決めてください。
今の学校教育でのゴールはどこにあるのでしょうか? 良い成績で卒業し良い会社へ入ることでしょうか?
中学校の成績で進学先を決め大学を決め卒業し、入れそうな会社へ就職する。
それが当たり前だ常識だと考える人も多いのではないでしょうか。
学校の教育に違和感を持ち、不登校になる子も増えてきています。
学校をきちんと卒業していないと良い人生は送れないのでしょうか?
そんなことはないはずです。未来の自分の姿に過去は関係ありません。
みらいの授業では、本当にやりたいことを見つけ成し遂げていくお手伝いをします。
ソーシャルスクールでのゴールは必ずしも就職することではありません、起業を視野に入れ多くのことを学んでいきます。
大人は子どもの応援を。(cheer)
子どもを見守り応援するのは大人の役目です。
これからの社会がどのように変化していくのかを見極め、どのように子どもたちを導いていくのか。
大人たちも学びを止めてはいけません。
価値観も時代とともに変化し、かつての学歴重視の教育は通用しなくなっています。
良い学校を出て良い会社に入れば幸せな生活が送れる。
そう言われてきた時代もありましたが、そうはならないことに皆気づいているはずです。
大企業であっても絶対安心ではありません。
大人もみらいの授業で一緒に学びましょう。
そしてあなたの経験、体験を若者たちに伝える授業を一緒に作りましょう。
企業には変革を。
近年企業の社会的責任がますます重要視されていますが、未だに変われていない企業もたくさんあります。
近年では、大企業の不祥事も後を絶ちません。
インターネット上での情報の伝達スピードが上がり、ちょっとした問題でも社会の不評を買うとあっという間に拡散し企業の価値を下げてしまいます。
これからの企業はCSRを経営戦略と捉え統合していき、社会に対応した企業経営をする必要があります。 ソーシャルスクールでは企業へ向けたCSRを中心としたカリキュラムを開発し、教育プログラムとし提供していきます。
子どもたちの未来のために持続可能な社会を築きましょう。
CST.Lab
ソーシャルスクールは福岡市を中心として活動していますが、全国に学びの場を提供すべくCST.Lab(CommunicationSocialTechnology)というWEBメディアとオンライン学習システムを開発しています。(2017年4月公開予定)
ソーシャルスクールの全カリキュラムを公開していく予定です。
第1回目はラズベリーパイと Pythonプログラムで学ぶ IoTです。
その他、取材を通じてこれからの働き方や、企業活動などを発信していきます。
以上、これからのソーシャルスクールの活動を簡単に紹介しました。
まだまだ、形にはなっていませんが一歩一歩進んでいきます。
ご支援いただければ幸いです。